京都二条にある、こだわりのワイン・シャンパンがグラスで飲める「BAR MIDORI」

ブラントン

スペック

【生産地】  アメリカ・ケンタッキー州フランクフォート

【度 数】  40〜70

ブラントンのこだわり

馬のボトルのウィスキー

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バーボン・ウィスキーの代表格であるブラントンは、馬の像を冠した目を引くデザインでも有名です。
バーボン発祥の地であるケンタッキー産であることを示すために、ケンタッキー・ダービーの意匠を用いているのです。


また、ブラントンのラベルは、手書きのものが用いられています。
これには樽やボトルのナンバーや、瓶詰めの日などが記載されており、作り手の丁寧さを表しています。

シングル・バレル・バーボン

ブラントンは、他の樽とブレンドせず、厳選された一つの樽からのみボトリングが行われるシングル・バレル・バーボンです。
一つの樽からは260本ほどのボトルしか作れないため、貴重品となっています。

作り手のこだわり

ブラントンの醸造に際しては、原酒となるバーボンを4年ほど貯蔵してから、マスター・ディスティラーが一樽ごとにテイスティングし、特に上質なものだけを選別します。
そこから更に4年ほどの熟成を重ねた後に、ボトリングされ出荷されます。
なお、現在のマスター・ディスティラーは、ブラントンを造ったエルマー・T・リー氏の弟子であるゲーリー・ゲーハート氏が務めています。


また、貯蔵庫では、原酒の温度を一定にするため、樽を高い棚と低い棚を季節ごとに移動させます。
こうした作業は、バーボン・ウィスキー「エンシェント・エイジ」を造る歴史の中で偶然に発見された知恵です。
現在では、棚の移動だけではなく、冬場には暖房を用いるなどして温度を保っています。

ブラントンの歴史

バーボン・ウィスキー(1789〜)

バーボン・ウィスキーは、アメリカ政府が発足した1789年に、牧師のエライジャ・クレイグによって造られたと言われています。
このバーボンは、コーンを原料とした蒸留酒でしたが、内側の焦げた樽を用いたために偶然に薫り高いものが出来上がったという説があります。
現在のバーボンに近いものは、1835年に医師のジェームズ・クローウェが造ったものが最初だとされています。


なお、「バーボン」という名称の由来は、アメリカ独立戦争においてアメリカを支援したフランスの王朝「ブルボン」が由来です。

エンシェント・エイジ蒸留所(1869〜)

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後にブラントンを生み出すエンシェント・エイジ蒸留所は、ベンジャミン・ハリソン・ブラントンが、1869年にケンタッキーのバーズタウンに設立しました。

ベンジャミン・ブラントンの息子のアルバート・バーコン・ブラントン大佐は、バーボンづくりの名人として、この蒸留所を40年所有しました。

このブラントン親子によって、エンシャント・エイジの地位は確固たるものとなりました。

ブラントンの誕生(1984)

1984年、アルバート・ブラントンの弟子であるエルマー・T・リー氏によって生み出されたのが「ブラントン」です。

エンシェント・エイジの所在地である州都フランクフォートの市制200年を記念して造られたバーボンで、ブランド名はもちろんアルバート・ブラントン氏からの命名です。

エンシェント・エイジ蒸留所は、2000年に「バッファロー・トレース蒸留所」と名を変えて今に至っています。

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